イラストレーションフェスティバル

オカタオカ

オカタオカ

オカタオカ

1986年宮崎県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。雑誌や書籍、アパレル、広告などのイラストレーションを手がけるほか、国内外での個展開催などその活動は多岐にわたる。バンド『水中図鑑』としても活動。
HP:https://www.instagram.com/okataoka/

好奇心旺盛な動物たちが繰り広げる、ポップで痛快なオカタオカ・ワールド

オカタオカさんの代表的なキャラクターといえば、愛嬌たっぷりのクマ。体はどっしりとしているけれど、ぜんぜん怖くない。彼らはいつも、カレーを食べたり、キャンプをしたりと好奇心旺盛で、「さあ、一緒に遊ぼうよ」と、誘いかけて来るようだ。アメリカのアニメーションを切り取ったかのようなコミカルなタッチは、実際のそれと同じように、見た人をハッピーな気持ちにさせてくれる。今回のイベントをきっかけに、オカタオカさんご本人にお会いする機会があった。どっしりとした体型で、顔の半分くらいを髭が覆うワイルドな風貌。そして、丸いメガネの奥には、細くて優しい目。さらに、カレーが好きで、甘いものも好きで、音楽が好きで、バンドもやっていて、旅が好きだという。そうか、あのクマはオカタオカさん、そのものだ。興趣が尽きないのは、イラストレーションの表現にも現れていて、平面にとらわれず、石に描いたり、立体を製作したりと新鮮だ。オカタオカさんの「楽しい!」が乗り移った愉快な動物たちに、ぜひ会いに来てほしい。(担当:渡辺洋子)